ナラ材のローテーブル

2010年06月30日 10:14

今年の春、外壁に悪戦苦闘しているさなかに納めた「ローテーブル」の写真をアップします。

このテーブルを頼んでくれたのは、私が仙台にいた当時、毎週のように通っていた小さなバーでよくとりとめもないことで酒を飲んでいた夫妻です。
正確には、そこで出会い御結婚された「だんな」も「お嫁さん」も仲が良い素敵な方々。

2年前に結婚された当初より、テーブルの話をいただいておりましたが、なかなか、私の環境の変化と家のリノベの泥沼化で延期させてもらっていたお仕事でした。



しかし、このままでは失礼ということで、年始より打ち合わせの段取りを組み、なんとかこの春納品をさせていただきました。


部屋の雰囲気を見ながらのデザイン。
といっても、要望はシンプルで素材感があるものということで、出来るだけそぎ落として無垢の感じが出る形としとしました。

話をもらった時、必ずお話しをさせてもらうことがあります。
無垢の材料の良い点と悪い点、当然万物の法則にもれず木材も無垢であれば表裏一体。



良い点はやはり、素材感つまり、その「やわらかさ」と重さからくる「安心感」あと個人的には、「音」というのも重要なポイントとなります。

どうしても、合板のモノだと、グラスや皿を置いたときの音が軽いのです。
なんだかそれがどうにも、げんなりさせられてしまうのです。
せっかくの料理が味気なく感じる。そのくらい重要。(これはあくまで個人的な意見)

悪い点としては、材料の動きがあること、木は製材をしても生きているもの。なので空調など人工的に調整されている現代の住宅環境の多くが木にとっては逆に不自然な環境なので、変化は否めないのです。

そういった点を克服する点では、合板の家具や集製材のそれは非常にメリットではあります。


いずれによ、私が家具の仕事をいただいた際には、必ずこの手の話をして納得をもらってから話を進めるようにしています。


そして、今回も万事納得の上、製作に入りました。

あとは、メンテナンスの簡単な説明をして、長く使ってもらえること、これだけがそのモノに対する最後の願いです。


○ ローテーブル
  
   : 材料 ナラ材
   : 塗装 オイル仕上げ


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※ 材料の万が一の反りを考慮して、天板と脚の間を浮かせたデザイン

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少しずつですが、こなしている仕事をこれからもアップしていきます。


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