何気ない机のか,た,ち

2010年10月14日 01:39

はじめてこの話をもらったのはいつだろう?

私が仙台で建具屋に勤めていたとき、もしくは、辞めることが決まって旅行の話などをしていた時期だったか?


いずれにせよ、その後私の環境の変化と家のリノベーションでたいへん待たせてしまった机であることは間違いない。


しかし、弁解に聞こえるかもしれないが、ずっとこの机のことは気になって考えてはいたのです。

友人の希望のシンプルな造形と私のテーマ、細い脚が大きな天板を支える安定感のあるフォルム。


そんな時間の流れとお待たせしているという気持ちに、やっと納得の形が見えてきました。



あとは言葉よりも形を。



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:天板は無垢の楢材 板目 (今回は目が荒い部分を選びました)




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:脚は丸鋼を使用


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:床との設置面には、皮ひも使用(これで床を傷めません)


:納品


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このテーブルは今まで自分が作ってきたどんなものよりシンプルでいて、もしかすると一番機能的なのかもしれません。

あらためて家具の世界に入ってからのことを振り返ったら、約8年、悩み続けていた形に少しだけ光の点が見えた気がします。

そして、この造形、バランスとはながく付き合うだろうとそんな気持ちもすんなりと受け入れている自分がいます。


年のせいではないことを祈ります。



解体からのスライド

最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまったこのリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。


以下の「画面いっぱいでスライド」でブラウザいっぱいにスライドを見ることもできます。
右上の「show info」押すとコメントと一緒に楽しめます。

画面いっぱいでスライド



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