地震直後の現場の様子

2011年06月30日 15:02

階段の踏み板調整



以前記事に書いたとおり、階段の踏み板にとりかかり、掃除から油磨きとめんどくさい工程で進んでいますが、その分愛着も沸くわけです。その取り付ける階段の現状はというとこんな感じ!


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上がった上の踊り場!?小さな階段なんですが、構造上踊り場が出来ました。


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踊り場下から見た様子



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踏み板はというと、彼女がこつこつと磨いてくれています。



ほんとによく理解してくれているというか、諦めているというか、こんな作業を手伝ってくれています。普通に考えれば、せっかく家を直しているのに、古い工場のしかも床板(外部で使用していた)を使い、しかも洗って、油で磨いて階段に使うというのは、合理的でも、衛生的でもない訳です。(新しい材よりは衛生的でないという意味)そう考えると懐が広い!提案するこちらも正直勇気が入ります。

いまだに、こういった提案をするときはドキドキしますが、今のところ、なんとか通っています。
でも、この緊張感がないととんでも無い家になってしまいそうなので、このいい緊張感をキープしつつ、果敢に挑戦したいものです。



震災直後



この記事は震災の影響もあってだいぶ記事が遅れています。やっと震災直後の現場の記事を書くことが出来ます。
その日僕は、現場近くの交差点に車で止まっていました。最初の地震で、信号機は消え、後ろでは蔵のしっくい壁が倒れ、夢中でまずは現場に向かったのを覚えています。今回の地震の特徴の一つとして、余震なのか本震なのかわからないですが、とにかく数分おきにアスファルトが波打つくらいに揺れていました。そして現場に着き、この家を見たわけですが、まずは建物が建っていたことに安堵。中を確認しようと扉を開けたら、中はみごとに脚立やら材料が折り重なった状況。続く揺れと近所から聞こえる悲鳴で、見たのは、たぶん数秒だったと思います。くやしいという思いやら、建物としては残っていることへの安堵感なのか、地震への揺れで興奮していたのか、心臓の動きがとにかく速い。その後は、実家にもどり、しばらく現場には覗きにいける状況ではありませんでした。今思い返せば、この家のリノベの原点、「耐震補強」をしていて良かったと心から思います。心のどこかで、地震なんてそうそうこないし、ま、大丈夫かな?とたかをくくっていた自分も正直ありました、でもあの時やっていなければもしかすると、今までの作業が水の泡になりかねなかったと、ぞっとします。最悪を考えれば、そんな補強をせずに住んでいたらと思うと、こんなブログを書いている状況ではなかったのでしょう!


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地震後少し片付けて歩けるようになった状態


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仕上げた部分だいぶキズつきましたが、ペンキ仕上げなので、補修は簡単



地震も落ち着いて、片付けをしてよくよく見ると、土壁に亀裂は入りましたし、白ペンキの壁や建具にキズは付きましたが、構造上は特に問題なさそうです。不幸中の幸いでしょう。大事にこの家と付き合いたいとあらためて感じる出来事でした。



:解体からのスライド

最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまったこのリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。


以下の「画面いっぱいでスライド」でブラウザいっぱいにスライドを見ることもできます。
右上の「show info」押すとコメントと一緒に楽しめます。

画面いっぱいでスライド



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