育てたい意匠

2012年11月17日 00:13


お久しぶりなブログです。

こちら、宮城はぐっと冬らしく寒さが日増しにましております。ちょっとした街の景色にそんな断片がちらほらと見えてきます。葉が落ちた樹木やその落ち葉が舞う道路、ポケットに手を突っ込んで歩く学生などなど。このブログで何度も言っている通り、僕は冬の寒さがほんと苦手!そして、さらには日が短くなる日々がもっと嫌!なので、寒くなってもいいから、早く冬至こないかなー。っと願っています。

さて、なんでこんなにブログが空いたかというと、忙しかったわけなのだけど、そんなのあまり言いたくない。少し気持ちがブログから離れていたのかもしれません。もしくは、このブログのネタ作りをしていたといえば、少し気持ちが落ち着くかな。

で、何をしていたかというと、このブログを見てくれていた人(白石)から、これから白石に仕事で引っ越してくる人がいるのだけど、いい部屋ないか?ということで物件探しに奔走していました。普通に考えれば、不動産屋さんに物件をお願いするわけですが、この引越してくる方は、どうやら古い物件で内装など自分たちである程度リノベをしたいという訳ありの移住者。しかも、犬2匹付き。

それで、僕に連絡が!古い物件の情報があると思ってくれたのかもしれませんが、まだそこまでの正確な情報はありません。さらに、現在の白石は震災の影響で古い物件はどんどん壊してしまっていて、物件がなかなか見つからないのです。いろいろつてを当たったけど、結局見れたのは1件だけ。そこが状態が良くないのはすぐにわかったので、ダメもとで、うちの会社が現在倉庫として使っている古い平屋を紹介。それが気に入ってもらえたのか、選択肢がなかったのかは分からないけど、無事に成約!

そこからは、大工さんと打ち合わせをして、いっしょにリノベ作業開始。
我が家のように工期が決まっていないわけではないので、目一杯の作業。不要な土壁を壊し、歪んだサッシを調整し、床の仕上げをわたわたと行いました。書くとわずか数行だけど、約3週間では結構な仕事でした。もちろん、ほとんどは大工さんに指示したわけですが。と、こんな感じで今週無事にその移住者は無事白石市民となりました。

これが僕が考える、街の再生の一つのケーススタディ。今後もこういった方がいればぜひ繋げていきたいですね。じっくり話をした上で入居者のニーズをくみ取る詐業は、時間を取られますが、結果信頼関係も生まれ、長く入居してもらえればこれは住み手と大家のいい関係が生まれるのではないでしょうか?まだまだ、未知数な部分ばかりですが、これも一つ勉強ですね。

このことについては今後ゆっくりと書いていきたいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今日の記事は制作途中だった下駄箱について。


下駄箱


だいぶ時間がかかりましたが、無事に下駄箱が完成しました。搬入時には寸法がピタリ過ぎて収まらないという事態が発生し、かなり焦りましたが、経験と力でなんとかねじ伏せました。下駄箱の仕上げとしては、今回以前より試してみたかったことにも挑戦し、手応えも感じました。これが完成形ではないけど、この意匠は今後に生きると思います。そんな下駄箱。


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上には引き出しを2つ作り、折りたたみ傘やスリッパ、靴のお手入れ道具を収納予定。


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裏板は家の内壁に使った白ペンキ板の端材を細かく使用しました。小さい材も取っておいてよかった。貧乏性なので、自分のモノにはこういった材を出来るだけ無駄なく使いたくなる。


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苦労して収まって、今では以前からそこにあったみたい。


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開けるとこんな感じ、引き出しの前板は、古材を使用し、目を合わせています。やっぱり目を合わせるときれいですね。


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そんな引き出し、釘の跡なんかありますがそれもまた良し。


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引き手はいつもの鉄もの。最近これがお気に入り。


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これが、今回試した意匠。柾目の材に面を取って接ぎ合わせし、その溝に白のパテをきれいに埋めました。ホントはテーブルの天板でこれをやりたいんですが、まずはこれで様子み。効率を優先したらこんなことしませんが、そのベクトルでもの作りを進めると、無印でいいじゃないかってことになるので、自分への戒めのつもりです。これは時間がかかってもカタチにしよう。



:解体からのスライド

最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまったこのリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。


以下の「画面いっぱいでスライド」でブラウザいっぱいにスライドを見ることもできます。
右上の「show info」押すとコメントと一緒に楽しめます。

画面いっぱいでスライド



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●第2弾スライド H22年をまとめました。

2年目に入り、作業も内装中心に、そしてコウモリとのやり取りも!白くなってきれいになっていく室内をご覧ください

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●第3弾スライド H23年をまとめました。

いよいよ3年目に入り、震災もありましたが、とにもかくにも住める状態になりました。解体時からは想像できない空間。どうぞ御覧ください。

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