木材の適材、適所

2013年07月29日 14:24




※アップしたと思っていた記事がアップされていなかった!この記事は2週間前に書いたものです。季節感がなくすみません。今は宮城も暑い日々です!

梅雨の鬱積とした天気。関東から西日本にかけてはずいぶん暑いようですが、こちら宮城では涼しい天気が続いてます。もちろん、しばらく晴れ間を見ていませんので、鬱鬱としてはおりますが。来週にも天気が回復しそうな予報。期待します。


額の注文

久しぶりに家具の仕事書きます。

銅作家の友人より頼まれた特注の額です。
外形が約1,000㎜✕600㎜という大きなサイズを含め合計3つの注文。材料は現物支給のケヤキの種類のツキを使って欲しいとのこと。
このツキという木はいわゆるケヤキとしても流通しているのですが、本ケヤキより硬く、重いのが特徴。要は加工性が劣るということ。しかも、頂いた材は太い枝なので、これまた額にはあまり向かない部分。どうして向かないかというと、色目もそうなのですが、もっと重要なのが性質上の問題。成長細胞が多い枝は幹に比べて、狂いが生じ安いのです。もちろん、十分乾燥されていれば、この問題もある程度クリア出来るのですが。持ち込みとなるとまた心配です。
なので、以上のような特性を説明した上で、納得してもらい注文となったのです。こういう木材を使う時はちゃんと説明してからでないと頼んでくれた人にも迷惑がかかるので、しっかりと対応しなければなりません。


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乾燥状態は良好で、小口にボンドで割れ留めもしていて丁寧な仕事に同じ作り手として意識の高さを感じます。そんな小口に貼ってあった新聞が絶妙なバランスだったので何枚か写真撮ってしまった。作為なしのこういうの、すごく好きです。


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動く材料は留め(45°)の部分が後々外れる恐れがあるので怖いんです。


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チギリは入れて補強はしてます。


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これは、一番小さいサイズ。装飾がなくシンプルで素材感が出るようにということで、塗装も着色なしのオイル塗装。でもケヤキは少しずつ赤みが増してくるので、最初は明るいくらいでも後々はいい色に焼けてくるはずです。


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大きい方の額は、厚みと幅の関係で留めではなくホゾ組みしました。加工性は悪かったが、目はきれいでとてもいい状態でした。おそらく狂いも少ないはずです。木材の乾燥の大切さをあらためて感じました。



:解体からのスライド

最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまった築100年の自宅のリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。


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●第2弾スライド H22年をまとめました。

2年目に入り、作業も内装中心に、そしてコウモリとのやり取りも!白くなってきれいになっていく室内をご覧ください

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●第3弾スライド H23年をまとめました。

いよいよ3年目に入り、震災もありましたが、とにもかくにも住める状態になりました。解体時からは想像できない空間。どうぞ御覧ください。

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