2015年01月08日 18:51
新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様よろしくお願いします。
製材
さて、元旦から8日も過ぎましたが、皆さんはすっかり正月気分は抜けたでしょうか?私は未だに少し胃が疲れているような感じで正月からの気持ちの切り替えが上手く出来ていない煮え切らない日々であります。
今年初めての記事は、本当は昨年に書こうと思っていて,フォルダの中に埋もれていた製材の記事を書こうと思います。製材は昨年の2月に行ったんですが、ちょうど昨年の大雪の前で今となっては幸運だと思っています。地元の製材所ということもあり、いつも何かと顔を出すのですが、今回のような大物を挽いてもらうのは初めてですごくわくわくしたのを覚えています。丸太から製品になる瞬間、それは木がずっと身近に感じる瞬間でした。


2尺玉(約60㎝)くらいの丸太が主で、樹種はナラとニレです。地元のチップ工場からの購入でチップの機械に入らない大きさの丸太をはねておいてもらい、安くわけてもらいました。まあ、節は少ないもののナラはコナラ出し、だいぶ固そうな材でお客さんには出せないかもしれないと思いながらの購入でした。でもまずは買って、自分で使ってみないと始まらないので後悔はなしです。

これは一番大きい玉でした。80㎝近くあったと思います。製材所の親方も久しぶりの大物で刃が心配と言っていました。案の定、煙が出て油をつけながらゆっくりと板になっていきます。


やっぱり、肉体派の仕事をしている人って背中がいいんですよね。なんか次の動作を語る形になっているというか。小さい頃に見た大工さんのかんなをかける後ろ姿を思い出します。あの焼き付いた姿が今の僕の25%は作ったと思う。

これはニレの板。これはテーブル天板に使えそう。問題は乾燥がうまくいくか。

これは脚に使えるかもと角材に、しかし、これはなかなか乾燥が難しく今現在は結構暴れと割れでお客さんにはよっぽど了解をいただかないと使えなさそうな状態に。
製材を終え、季節は替り秋になると、なんとナラ材には大量の木食い虫が発生し、大合唱でカリカリと大事な木を食べていくのです。慌てて皮をむきましたが、時すでに遅しで皮に近い部分は結構食べられて穴だらけ!
冬枯れの材なので虫には付かれにくいと聞いていたのですが、うーん、やっぱり何事も経験ですね。
今年も日々経験、新しいことにチャレンジしていきたいと思います。どうぞよろしく。
※イベントは、終了しております。
:解体からのスライド
最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまった築100年の自宅のリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
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画面いっぱいでスライド
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●第2弾スライド H22年をまとめました。
2年目に入り、作業も内装中心に、そしてコウモリとのやり取りも!白くなってきれいになっていく室内をご覧ください
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●第3弾スライド H23年をまとめました。
いよいよ3年目に入り、震災もありましたが、とにもかくにも住める状態になりました。解体時からは想像できない空間。どうぞ御覧ください。
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●第4弾スライド 工場のリノベをまとめました。
家のリノベが終わったら、今度は工場拡張に伴ってまたリノベの欲求が。やっぱり、そこに古い建物がある限りなんとかして使える空間にしてあげたくなってきます。これは僕のライフワークかもしれない。再び始まった埃とカビとの格闘の日々をスライドにまとめました。どうぞ御覧ください。
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