古材の漂白

2011年10月20日 10:08





今回のブログは、まずは、階段から書いていきたいと思います。


古材の踏み板階段


以前より、古材を使った踏み板、そして鉄工所で作って取り付けてもらった鉄の階段の記事書いてきましたが、完成した画像を載せていなかったので、掃除も終わりすっかり馴染んだ階段を御紹介します。


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踏み板はもともと製材所の床板で機械油で何十年とそぎ落とされた形になっています。さらに、板1枚1枚違うその目によって、なんともいえないやさぐれ感が、また渋みをましております。やっぱり古いモノ全てにいえるのですが、歴史、時間をもらうってことですかね。これからもこの場で我が家時間が刻まれることと思います。



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全体的にはこんな感じ。



イス 塗装塗りなおし


譲り受けたトラックのイス、塗装がはがれかけていたので、全て剥離材ではがしました。とここまでは以前の記事で書いておりましたが、その後がまだでした。ということで、仕上がりはこちら。


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こちらが剥離する前。


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オイルで塗りなおして、元通り。以前はおそらくラッカーだったので、今後はオイルということで、定期的にオイルで育てようと思います。合板でもつき板自体は無垢なので、少しはオイル感がでますね。


キッチン リビングのパテーション


我が家は、リビング(ワンルームなので、ここがリビングなのかダイニングなのか明確なモノがありませんが)とキッチンの間には特に大きな仕切りというものがありません。あるとするとシンク脇のカウンター、もしくは階段がある程度です。階段にいたっては透けているので心理的に仕切ってある程度で目隠しにもなっていません。これでは、キッチンの小物、家電が丸見えということで非常に雑然としてしまうわけです。そこで急遽、以前、震災の影響で解体現場より手に入れた古い窓を納めることに。


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施工前はこんな感じで白い柱1本と階段これでは手前キッチン側が丸見えで落ち着かない。


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そこで、もう1本柱を立てて、窓をハメ殺しでいれました。これで心理的にも、視覚的にもだいぶキッチンの内部に視線がいきにくくなりました。


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おそらく硝子は昭和中期のごく一般に出回ったモノだと思います。いまはあまりみませんが、実家とかに親戚の家によくあったあれです。凹凸越しのランプの光などなかなか、メランコリーです。


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新しく増やした柱はこれまたこの家の解体で出た部材です。たくさんの刻んだ跡がありますが、それをすべて白に塗って(正直手間はかかりますが)あえてその造形を楽しんでいます。形の漂白です。


震災特需


今回の震災で縁あって我が家にきた古道具を御紹介、まったく興味ない人にとっては、ゴミですが僕にとっては想像力をかきたてられる。値段がつけられない代物。いずれは商売にしたいですが、今は自分で楽しんでおきます。


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蔵から出た 和釘、おそらく江戸後期もしくは明治のものだと昔は、釘は使いまわしをするなど、今のような消耗品扱いではなかったようですね。ぼってりした不ぞろい感が、人間味あふれています。


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いっぱいあって、飾っても美しい。まるで家族!


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この釘が載っている四角い木のブロックは、津波に襲われた石巻に泥上げに行った木工所で泥に埋っていたものを譲り受けたモノ。もともとは小さな組み子を削る為の作業台です。我が家では、その無数の傷から道具としての時間を感じる素敵なオブジェにしようかと。いずれにしても、これは作ろうとして決して成し遂げられない形です。これからも大事にします。


:解体からのスライド

最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまったこのリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。


以下の「画面いっぱいでスライド」でブラウザいっぱいにスライドを見ることもできます。
右上の「show info」押すとコメントと一緒に楽しめます。

画面いっぱいでスライド



Created with Admarket's flickrSLiDR.




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