道具への愛着心より、作業性! でもしかし!

2009年06月25日 00:14

工務店の人と相談の上、基礎と床のレベルを出し、そして、それに合わせて、「根太」を組む作業は一人の大工さんに手伝ってもらうことにしました。

やはり、基礎は大事ですから、これからながいこと住む上でも、見よう見まねでは、のちのち報われないですからね。



今日は一日仕事を休み、大工さんの手元に入ることに。

結局大工さんに、シロアリの食害部分で以前あった「床束」はすべて撤去してやり直したほうが良いと進言される。

中途半端なものを残すと帰って仕事が進まないんだそうです。

確かに、以前勤めていた「建具屋」でも中途半端な直しをするなら、作り直せと言われたことを思い出します。




大工さんはレベルをレーザーを使い、各柱に墨をつけていきます。

私の仕事は大工さんがレーザーを当てたところに印をつけていく作業。

その後は墨坪にて、新設部分の水平を出し、「床束」の高さを決めていきます。

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さらにその後は「床束」の上に乗る「大引」の材料を加工して、「根太」を組んでいきます。

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正直「束石」はこれで良いのか不安で、恐る恐る確認するも、「十分!」と自身たっぷり。


約1日でここまで来ましたが、自分1人ならまず無理でした。

あらためて、職人のすごさを実感しました。




一方、「トイレ・洗面所」は夜に少しずつ進行中。

隣の倉庫と接している壁には、石膏ボードを貼り、遮音シートを貼り、さらに石膏ボードとかなり頑丈です。

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ちなみに、壁に埋め込まれている棚は、地元森林組合で買った「桜」で作りました。

最終的にどう納まるか、お楽しみに!




石膏ボード張りでは、ビスの位置を出すために、「墨つぼ」という道具を使います。

一昔前は、木製の独特のフォルムのモノが主流でしたが、利便性の追求により、衰退し、現在はほとんど、プラスチック製となりました。

木製の「墨つぼ」は現在、古道具屋などで観賞用に売られているものもあるようで、少々、せつなさを感じます。

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<現在の「墨つぼ」>



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骨が組まれている部分にビスを打つ為、骨の端から端までを印を付け、墨をつける。

使い方は木製のモノと変わらないので、大工さんは特に気にならないとのことです。



いつの時代も、より良いものを、より早くつくることを信条にしている職人たちにとってはやはり、便利で安価な道具こそ、最良のモノ。

道具への愛着心とはベクトルが違うのですね。





単純なようで、なかなか割り切れない思いもありますが、古き良き時代の道具への敬意は仕事の枠を超えたところにあると思います。


もったいなくてまだ使っていない「かんな」を抱える自分はまだまだ、あいまいな線を行ったり来たり。


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