2013年02月12日 23:11
カッティングボード再考
以前にも、作ったカッティングボード。

我が家でもすでに半年使っていますが、ナイフのキズやチーズやオリーブ、生ハムの油脂などが付き、使っているからこその汚れ、というか、味が出てきております。無垢材のいいところは、完成した状態から少しずつ、その木が持つ本来の色へと変化していくこと。そして、形自体も変化をしていくことだと思います。刃物で削れていき、落としたり当たったりして、角が落ちていく。長い年月の間の小さな積み重ねが今そこにある形なのです。
そんなモノへの考えがモノへの愛情や物質的な枠を超えた郷愁を誘うのだと思っています。それがすべてではないけど、そう思うといろいろな場面でモノの見方が違ってくるのかなぁと思います。最初は整形された形が少しずつ変化して使われていくなんて、作り手にとってはうれしい限り。

テーブルと同じ、ナラ材。でもこれは導管が荒くて、カッティングボードにはあまり向かないかも。色目はきれいなんだけど。もちろんナラ材でカッティングボードを作っている人もいるので、あくまで個人的な見解

こちらは、桜材。目も荒くなくて均質な材なので、カッティングボード向きな気がします。塗装は両方蜜蝋ワックス、手入れは基本オリーブオイルかピーナッツオイルなど植物系の油を推奨。
:解体からのスライド
最後まで読んでいただきありがとうございます。
H21年2月より解体からはじまったこのリノベーションの記録として、まずH21年の写真をまとめてスライドとしました。
写真をクリックするとその状況とコメントが出ますのでぜひご覧ください。
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●第2弾スライド H22年をまとめました。
2年目に入り、作業も内装中心に、そしてコウモリとのやり取りも!白くなってきれいになっていく室内をご覧ください
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●第3弾スライド H23年をまとめました。
いよいよ3年目に入り、震災もありましたが、とにもかくにも住める状態になりました。解体時からは想像できない空間。どうぞ御覧ください。
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