予期せぬ生と死の立会い

2010年01月10日 00:11

今週も前回の作業の続きを書きます。

翌日も3人での作業は続き、今日は私も作業の手伝いをする。
大工がメインの為、することといえば、材料を屋根に上げることや、はがしたトタンを回収し、まとめるなど、地道で花の無い作業。

当然といえば、当然。
出来るだけ、効率よく大工に働いてもらうためには、私が動かねばなりません。

そのかいもあり、段取り良く作業は進みます。

西側の屋根の野地板を張り終え、いよいよ、切り妻のトタンをはがしにかかります。

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ピンクのものは内部壁に入れた断熱材です。

そしてトタンはがしをしていた大工が衝撃の発見を!

なんと「コウモリのミイラ」です。

ちょっとショッキングですが、なかなかお目にかかれないので、チラッと見てください。











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なんとも小さい、大きさはわずか2cm程度に干乾びておりました。

そしたらなんと今度は、出ました。

生きている「コウモリ」です。

多分、冬眠中だったのでしょう。

急に、明るいから、なんのこっちゃで全然起きません。
われ関せずな対応。

そしたら、大工がなんと、羽を広げて、ほれほれっと見せびらかします。

もう、なんてことを!と思いながらもシャッターはしっかり切りました。


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よくよく見ると、毛はふさふさで顔も以外とかわいい!


しかし、すぐに秋のあの光景を思い出し、考えを改める。
1匹ならともかく、屋根裏に10数匹の「コウモリ」と入居前から同棲することを約束は出来ません。


その後もミイラは出てきますが、大工はもう関心がなく、ポイポイ下に投げるから、たいへん。

最初は拾っていたのものの、最後のほうは回収不能に。




そんなこんなですが作業はここまで来ました。




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全面をはがし終えて。




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コンパネを張り、屋根には防水シートをはりました。「コウモリ」が出たボロボロの外観とは思えません。

本当に、古い家を直すということは、予期せぬことが起こるものです。

頭ではわかっていても、いつも予想をこえる問題や事件に出くわします。




最終的には私の想像をこえる仕上がりの家になってくれればいいのですが!

三人いれば、トタンなんて。

2010年01月06日 01:15

後ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もこつこつと作業をアップしていきたいと思います。

さて、お気づきかと思いますが、このブログは現実の作業とのタイムラグがございますので御理解ください。
約1週間に1度の更新ですので、目白押しの「一日の作業」を2週にわたって紹介する場合があります。
たまに、疑問をもたれる方がおりますので、新年のおことわりです。



作業は大工に来てもらいながら、ちょくちょく材料の買出しや手伝いに入っております。
しかも、今日は大工が3人。

ある程度人数がいないとらちがあかないとのこと、いたし方ないです。



まずは現状の張替え前のトタン屋根の写真です。

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垂木の傷みもあるし、何より、傘クギがささっている部分が所々さびて腐食しています。
これは、まずい。

やはり、何十年も手入れしていないだけはある。



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縁の下は通気のために空いているが、今までは、何もふさいでおらず、猫が入っていた痕跡があったので今回は、いちようふさぎました。
「シロアリ」に始まり「こうもり」、「猫」とほんと町場の空家は以外と生き物豊富です。



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3人いれば、早い早い。
あっという間に、屋根のトタンがはがされました。
ちなみに、切り妻の大屋根は今回ははがさずに、最後、塗装だけやり直す予定。
正直、この大屋根に手をつけると、予算がとてもとても!



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「腐った野地板ははがすか!」なんて言っていたのに、結局全部やり直すことになりました。
急遽呼び出されて、野地板買いに材木屋へ走りました。

しかし、腐りかけより、やはりこれを機に直したほうがいい。
ずっといい。
あとから、手をかけることほど面倒なことはないですから。




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内部からの写真。
きれいな光が半世紀ぶりに内部を直接照らします。

テーブルでも出して、何かモノの写真でも撮りたいと思いました。
しかし、そんな余裕は無いので、心のシャッターを切っときました。




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少しずつ夜に進めている作業です。

やっと、リビングロフトの棚の壁の仕上がりがかっこつきました。

そして今度はめんどくさいこの部分!


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この三角の部分が出が不均一でいちいち原寸で合わせて板をくり抜かないといけないので、たいへんです。


根気強く、焦らず!

31年の勘

2009年12月06日 01:29

日ごろの行いが良いせいか、最近、週末の天気がすこぶる良い。

外部の作業は天気に左右される。

私の現状では、週末しか日中動けないので、逐一週間天気をチェックしています。
当然そのたびに一喜一憂です。

そして、その日ももちろん段とりよく晴れ!

軒の小さな隙間は先週埋めたので、今週は板では隠せない部分に「発砲ウレタン」を注入していきます。

この「発砲ウレタン」は、以前に屋根裏のコウモリ対策で使用したものと同じもので、丸太の材の湾曲した隙間などにしっかりと入ってくれるので、ほんとにコウモリ対策の穴埋めとしては大活躍です。
本来の使い方ではないんでしょうが。

そして作業中、なんだか怪しい穴を発見しました。
それは、2cmくらいの丸太と壁の隙間に空いた?いや空けられた感じの穴で、いかにも動物が出入りしているようなものなのです。
31年の人間として生きたキャリア的には間違いない穴でした。

日中の今出てくるわけではないのに、恐る恐る脚立を降りて、「コウモリ忌避スプレー」の登場です。
こんなこともあろうかと、準備していたこのスプレー。
使うことへのうれしさと、使わざる得ないこの現状、複雑です。

そして、いよいよ注入。

「シュー!」っと出たそのスプレーが鼻に入ってきました。

すると、なんともすがすがしいこの香り。
よくよく読むと「はっか」の文字が。
なんとも爽やかな臭いが嫌いなんでしょう。
またしても「コウモリ」との距離が離れました。

さて、スプレーの結果は、特に反応は無く。
ひとまず安心。

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トイレの消臭スプレーのようです。



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次に、西側の外部の「コウモリ対策」。

ここは以前に借りていた人が外部を一部やり直してくれていたので、上の三角の部分の対策だけです。

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1年ほど前にこの三角部分は土壁が一部、破損しているとのことで白ペンキの板で直したのですが、やはり、隙間が空いておりました。

発砲ウレタンを使い、大きな穴を埋めていきます。
その後、手を借りながら、金網でさらにかぶせていきます。
念には念をいれて!

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女の子でこんな作業も手伝ってくれるなんて、頼もしい限りです。

今週はこんな感じで、内部が思うようにはすすみませんでした。

少しずつ完成に向かっているこの日々をなんとか楽しめる余裕も出てきた今日この頃です。

あの暗い先にやつらが居るのか居ないのか?

2009年11月28日 01:08

割り切っての作業は調子がいい。

平日はリビングロフト部分が中心で、休みの日中は排水パイプのメドがたったため『コウモリ対策』を行っていく予定です。

コウモリたちは最近、あまり活動的ではない様子です。

ひょっとすると、冬眠?
東北ではやはり早めの眠りなのか?ふつふつと湧く疑問。
まだろくに対策を取れていない現実にあせりを感じます。



まずは、リビングロフトの進行状況。

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断熱材をタッカーにて固定、これを張ると反射のせいだが、いっきに明るくなります。

1箇所空けてある部分は、もちろん、コウモリ対策です。
最後にまた、隣の屋根裏に入る予定なので、それまでは閉じれません。


さらに、進んで。

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今週は半分のコンパネを張り終えました。

あの暗い先にやつらが居るのか居ないのか?



さて日曜日、日中に外部の『コウモリ対策』開始です。

隣接している部分から天井裏への進入路を経つべく小さな穴を塞いでいきます。

驚くことに、彼らは15mmという小さな隙間があれば、入り込んでしまうようです。
つまり頭さえ入れば、後は羽をたたみ丸まるということです。

まさに、『ラピュタのロボット兵状態』です。

今回は、目立たせたくないので極力既存の部材と同じような材料を使用することにしました。
解体作業の際に、確保していた古材を使いました。

こういう形で利用価値が生まれた時、パズルのピースが埋まったような、うれしさを感じます。

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この材を隙間を埋めるべく、外壁トタンと野地板の「突きつけ」部分におさめていきます。

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地道な作業ですが、彼らの侵入の傾向と対策はかなり勉強済み。

中途半端な対策はまったく意味をなさないのです。

そしてしばらくは、こんなルーティンワークになるでしょう。

休みは外、平日は中

2009年11月22日 10:02

最近は、休みの日に外部をやり、平日の夜は内部をやることにしています。

単純に、外部は日中でないと出来ないということだが、以外とメリハリがついていいともいえる。

こつこつと内部をやっていると、外部での作業がしたくなったり。


そんなしばらくぶりの内部の進行状況です。

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リビングロフトの天井の板の張り方は終了しました。

写真で見ると、現実より白一辺倒ですが、実際は、白ペンキの2回塗りの為、多少の木目が透けていて、素材感があります。



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こうもり対策でもぐりこんだ部分もついに着工します。

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まずは断熱材をはさみこみ、タッカーで固定します。



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今回は、廃材再利用の為、細かくなった材料も無駄なく使いました。
これはこれで面白い具合に。

しかし、こんな仕上がりなわけにはいきませんので、やはり板張りにする予定です。



そして、さらにだいぶ久しぶりな1階内部もなんとか銅縁(下地を組む為の骨)が組上がりました。

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西側の壁、真ん中あたりが外側に倒れ掛かっている為、調整に苦労しましたが大工さんにレベルと基本的なラインを出してもらったことでなんとか完成しました。


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北側のキッチンが入る部分の銅縁です。

1階部分も約7割の胴縁が終わりましたが、細かい部分を残している為、まだまだ頭がいたい限りです。

私の今回の場合は見せる部分(柱、屋根の形状など)複雑な面が多いのでなかなか進みません。
大工にしてみれば、たいしたことではないんでしょうけど。

ま、楽しみながらこつこつと。


コウモリたちは、相変わらず夕方のお食事時間ガサガサと何やらやっております。




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